■ダイエットの意味と目的
ダイエットとは、日本では「痩せるための食事・方法」という意味合いが強いのですが、本来は「食事療法(の食事)」という意味で、「痩せる」目的に限定されるものではありません。
「ダイエットをして太る(痩せすぎなので太る)」という使い方もありで、「健康を取り戻すための、あるいは維持するための食事療法(その他の方法も含む)」という解釈をするのが、ダイエットの正しい理解と言えるでしょう。
ダイエットという言葉を上記のように正しく理解することには、非常に大切な意味があります。というのは、単に「痩せればいい」=「食べなければいい」といった観念的・短絡的ダイエットから、健康になるため(あるいは維持するため)に痩せる(あるいは太る)、運動をする、食事療法をする、生活習慣を見直すというように、「ダイエット」を多角的な視野から検討することができるようになるからです。
■ダイエットの必要性
ダイエットの必要性は、本人の価値観から来る場合と、健康管理上もしくは治療上の必要性から来る場合とがあります。
前者のダイエットの場合、好みの容姿になろうとして、主に体重を減らしたいという動機からダイエットの必要性を感じ、ダイエットを試みるといったケースです。このダイエットは、健康維持よりも容姿を重視する傾向にありますから、やり方や程度によっては、ダイエットが逆に健康を害する結果となる場合もあり得ます。
後者のダイエットは、主に肥満解消のためのものです。肥満は様々の病気の原因とされるので、このダイエットは重要な治療と言えるでしょう。治療のためのダイエットは、医師の指導管理の元でなされますので、健康を害する危険性は極めて少ないでしょう。
どちらのダイエットにしても、必要性を感じる強い気持ちが、ダイエット成功の決め手となります。そして、その強い気持ちが、地道な努力を可能とします。強い決意と地道な努力でなすダイエット――くれぐれも健康を害することのないようにしてください。


